いわちゃん(婆ちゃんの父)は、

    小学校を卒業してません。

いつからか？戦争に行きました。

    詳しくは分かりませんが、

無事に帰ってこられ、

  なんやかんや！と時は過ぎ、

一生懸命に勉強し、一級建築士に

 なりました。それでも、裕福では無く

当時は、自転車の後ろにリヤカーを

つけて、小さな小さな大工さん

みたいな感じで生計をたててた。

 ある日、歩いて15分位の知り合いさんから

 一本の電話が夜の10時頃にかかってきて

「〇〇さん？ごめんやけど、家の鍵を無くして

中に入られへんから、鍵を開けてもらえへん

やろうか？？」と！

   いわちゃんは、二つ返事で

「今から、向かいますよってに」

と、ドライバーの➕1本をポケットに入れ、、

相手さんも、無事に家の中に入れ、

明日、鍵を取り替える約束をして

家路に向かいました。

 その頃には、もう、11時近くに

なり、あと、5分も歩けば

家や！と言う時に

巡査さん達に呼びとめられた。

 近所やし、大きな声で話をするから、

恥ずかしいな〜と思いながら

話かける巡査さん達！

 何事や？こんな夜中に？と

いわちゃんは、思いましたが

巡査さん達は、いわちゃんのポケットの中に

変な物が入っているから自分で

取り出し、見せて欲しい！と言うてきた！

  そら、いわちゃんは、

背も低いし、綺麗な服も着てないし、

  見た目は、決して、サラリーマンには

見えない。

でも、いわちゃんは、ちょっとだけ

意地悪したらしい。

すんなり、ポケットの物を出さなかった。

 じゃ、身分を証明する物はありませんか？

と、、、そこまで、歩いて行くのに

財布も何もありまへん。と言うた。

 段々と八重ちゃんも心配するから、

ポケットから、ドライバーを出した。

 はい、巡査さん達は、いわちゃんを

囲むようになりました。

  何で、ドライバーだけ

持ってこんな夜中に、、、と！

すると、1人の巡査さんが

無線で、話を誰かとしだした。

  いわちゃんは、家は、

そこでんねん。お母ちゃんに

確認してくんなはれ！と言うと

自転車を押しながら

2人着いて来ましたわ！

玄関ブザーを鳴らしたら

八重ちゃんが出てきて

戸を開けるなり、

いわちゃんと巡査さん達が立っていたから

「お父さん、どないしたん？？？」

と、びっくりしてました。

 そらそうや、巡査さん達おったら、

良い事ではないわな！

 最後は納得して

お・か・え・り ！に

なられましたが、、、

見た目は、気が弱そうな、

いつも、ボンドやら、なんやら、

着いたズボン履いてるし

職務質問は、

またまた、後に

ありましたが、

最悪な職務質問の場所は

  な、な、な、な、な、

な、な、な、んと、

 郵便局の中だった！

と、この話は

また、次回に！

やってられまへんわ((>ω<｡))